2011-01-01から1年間の記事一覧

目薬はしょっぱい

仕事場に以下のようなものを常備している。 ・箱ティッシュ ・飴 ・GATSBYフェイシャルペーパー ・ハンドクリーム そして目薬である。 少し前まで、刺激の強い参天製薬サンテFXを使っていた。黒いパッケージは見た目がオサレだった。さすとしばらく目を開け…

雪の日の安全靴

昨日降った雪が溶けて地面はびちゃびちゃになっていた。ホテルからバス亭まで歩くと、雪は糸がほどけて隙間の開いた革靴に容赦なく進入し、靴下まで到達した。厚手のウールの靴下はシップのようにひんやりと冷たい。 会社に着いた後、濡れてしまった靴を脱い…

トイレの神様

ホテルに泊まって最もうんざりするのは風呂だ。俺は湯船につかる習慣が無く、毎日シャワーで済ませてしまうのだが、風呂に執着がない俺でもユニットバスというのは許しがたいものである。 汚れた体を洗うための場所と人が汚れたモノを排出する場所が同じ空間…

毛虫の皮をかぶったタコ

昨日こんな夢を見た。 部屋の台所で詰め替え用のコンディショナーのの封を切ると、中から真っ白な毛虫が出てきた。こいつは奇怪だと思ったのだが、手のひらほどの大きさなので触るのも憚られる。 毛虫が封を切った口の傍を出たり入ったりするのをしばらく眺…

ことばのセンス

工場の生産効率化・合理化を進める合言葉で『ムダ・ムラ・ムリ』というのがある。それぞれ ・ムダ: 不必要で勝ちを生まない活用 ・ムラ: 攪乱要因となる変動 ・ムリ: ムリな計画、作業標準 という意味で、トヨタ生産方式はこれらの3つの『ム』を減らし現場改…

学歴パンチ

学歴なんて意味が無い、と口にするのは低学歴の人である。いわゆる床屋談義で、命題に根拠が無い。社会に出たら学歴なんて関係無い、についても同じである。会社でのパフォーマンスは『必ずしも』学歴の高さと相関関係に無い、という事実の部分を拡大解釈し…

私の集中力持続法

学生の頃からどうすれば深い集中力を得られるか、またそれを持続させることができるかを考えている。椅子に座り、パソコンのキーボードに手を添えて、さて何かを書こうという時に、一番問題となるのは自分の前に立ちはだかる作業に取り組むための集中力であ…

ドンキホーテ

父方の祖父の妹の旦那はドンキホーテをモチーフに画業に励んだ画家だった。グーグルで名前を検索してもwikipediaはおろか、彼を扱った資料は全く出てこない。記念館を建てる計画があったらしいが、遺作を管理していた妻である祖父の妹が他界したことで、中止…

3年目

作った資料を上司にチェックしてもらっている折、お前はツメが甘い、自分の成果物に責任を持て、とお叱りを受けた。更に、お前は入社3年目だが、3年もすればもっと仕事が出来ても良いはずだ、他に出来る奴はたくさんいる、と言われるに及んで首がガクっとな…

水溜り

月曜日の早朝、新大阪から雪降りしきる京都、米原、羽島を抜けて名古屋へ向かう。車内で、到着は1時間半遅れる、というアナウンスを聞き、シートに深く腰をおろした。窓の外に目をやると、木も民家も分厚い雪で覆われ、降る雪で遠くの山がぼんやりとしか見え…

親の心

客先の情報システム部の管理職は、親会社からの出向社員が生え抜きの熟年社員にとってかわった。新しく来られた方と先日会議で同席し、初の顔合わせとなった。 『ねえコンサルさん、この会社って、管理も何もできてないでしょう。』 出向社員しか会議に出席…

浮気と乞食はなんとやら

電話で彼女さんと話している時に、俺が浮気をしている夢を見る、と聞かされた。男は皆浮気する生き物である、という観念に悩まされているらしい。浮気をしない男は200人に1人である、という女性ファッション誌に載っていた数字をえらく信用している。 『浮気…

五本指靴下

靴下が悪いのか、己の新陳代謝が悪いのか、外を歩くときも事務所で仕事をする時も、ユニクロで買った生地の薄い靴下に包まれた足が、指の先がちぎれるほど冷え切ってしまう。 これは対策を練らなければならんと思い、ネットで足が冷えにくい靴下を調べてみた…

年の瀬につき

12月30日に実家に帰った。新しいマンションに移って何度かメシを呼ばれたが、泊まったのは始めてだ。浴槽でうんと足を伸ばせる風呂が非常に良かった。 大晦日は、朝から親父と注文していたおせちをとりに行った。雪が横に降る中を車で走り、近所の総菜屋でお…