モヤさまな日曜日

毎週日曜日の楽しみは、夜七時から放送している『モヤモヤさま〜ず2』。さまぁ〜ずの2人と東京テレビの大江アナウンサーが、主に東京各地の"モヤ"っとしたスポットを巡る旅番組である。モヤっとしている場所というのがミソで、メジャーなスポットはあえて行かない。(例: 巣鴨の刺抜き地蔵、後楽園の東京ドーム) さまぁ〜ずと大江アナが向かうのは、巨大サボテンが群生している家具屋さんとか、けん玉協会とか、カレー屋に間違われる電機屋の事務所である。二00七年に深夜番組としてスタートして、二0一0年にゴールデンタイムに移り、メジャーなスポットを巡る機会も多くなったが、番組を通じたユルい雰囲気は健在である。


前回放送のモヤさまが訪れた場所は雑司が谷。街は豊島区に位置していて、我が古巣の大塚と同じ区。ブログを拝読している方が雑司が谷に住んでると書いていたことを思い出した。


鬼子母神、双子が経営しているドライアイス卸屋、自動販売機がドアの前に設置されている中華そば屋等が紹介される。店の前に自動販売機といえば、大阪難波のハンバーグ屋『グリル清起』だ。雑司が谷の中華そば屋は缶ジュースの自動販売機だったが、『グリル清起』はタバコの自動販売機である。店内は少々汚いが、半熟卵がのったでかいハンバーグはすこぶるうまい。


日曜日の夜はモヤさまと共に過ぎていき、九時を過ぎたら、出張のためのパッキングという一週間で最も憂鬱な作業をこなし、終わったら本等を読んで、次の日にそなえて早く寝る。


出張日の前日に見た夢は、天然だと思ってとっておいた鰻が実は養殖だったと発覚して、カヌーに乗って天然鰻を捕りに川を下る夢だった。

「目に物を見せてやるよ」と投げ捨てたセーターは赤マフラーも赤(賽野かわら)